ワゴンR ターボ

飛ばすぞ・・ワゴンR・ターボエンジン

変わり続けたワゴンR・・ターボエンジン

1997年〜1999年に発売されたワゴンRプラス(XT)、ワゴンRワイド(XR、XZ)、などに搭載されていたK10A型1.0L直4DOHCターボエンジンを採用
1998年の特別仕様車としてワゴンR(RR-F)などには、K6A型水冷直列3気筒DOHC・ICターボエンジン
ワゴンR(コラムFT、コラムターボ)では、F6A水冷直列3気筒SOHC6バルブICターボを搭載
当時の発売されていた車の中では、申し分ない走りで、ハンドル握る楽しみもありの満足感たっぷりといえよう。

 

これまでの平均的な燃費をみると、10・15モードで15.4km/L〜20.5km/L
2000年からは、ワゴンR・FX-Tリミテッドに搭載しているF6A水冷直列3気筒SOHC6バルブICターボエンジン
2002年には、ワゴンR・FTエアロにK6A水冷直列3気筒DOHC12バルブICターボエンジン搭載。
のちに、N-1ターボとして登場している。

 

2003年のフルモデルチェンジした3代目のワゴンRには、マイルドターボ・低過圧ターボとも呼ばれている(FT、FS)ものは60馬力、このようなタイプは、発進してから加速するまでの時間を要しながらトルクを向上させていき、静止からの発進での加速も高速走行中からの加速にも柔軟な走りを支えるためのエンジンの出力を高維持してくれる。
つまり、普段、街中やちょっと近場で乗り回す程度なら十分といった乗りこなしやすいターボエンジンです。
次に、ワゴンR・RRのタイプは、軽自動車で最初に搭載させた高回転直噴ターボエンジン(RR-DI)の64馬力、高過給のスポーツターボ(RR)は64馬力あります。
これは、これまでとは違い、アクティブな走りと力強い走りを体感できるのはこれしかないと思えるほどの高出力で環境性能も抜群といえる一物であろう。
そして、中低速などのように殆どスピードがでていないときでもトルクを最高に発揮するのがMターボ・・といった3種のターボエンジンを採用。
そして、中には改良されたターボエンジンが、2006年のMターボ搭載の250T(60馬力)が特別仕様車として登場しているほか、ナビスペシャルターボ(Mターボ)などもでている。
まさに乗った時の実感でも味わえるのも嬉しい限りだね。
なんせ・・アクセルを踏みこんだ瞬間からの軽快な走りを楽しめ、力強い走りを堪能させてくれるもの。

 

2007年には、ワゴンR(FT-Sリミテッド)に追加してワゴンRスティングレー(T)に、Mターボエンジン(DI)と直噴ターボDI(T)を搭載している。

 

これまでの平均的な燃費をみると、10・15モードで16.8km/L〜19.4km/L
ちなみに、これまでに出てきたエンジンで一番性能が高いのは、K10A型ターボ(100)、F6A型ターボそして、K6A型ターボとなりますが、このK6Aエンジンの何が凄いかっていうと、エンジンの塊こそが、強度や耐久性に優れ、この年代のどの軽自動車よりもダントツの頂点を行くほどの性能だということです。
しかも、スズキK6Aターボエンジンは、普段の足としての走り以上に、コンペティションなどの走りまでも難なくこなす高性能エンジンであるということ。
さすが、ここまで、軽自動車の走りを堪能できるのはスズキがこれまでに軽自動車に力を注いできたからでしょう。
そして、このエンジンは、高回転型として開発され、高回転域まで力が大きく伸びていく実力派エンジンなだけに、燃費もこれまでとは違いどこまでも抑えるという画期的なモノに仕上げています。
やるね・・

 

さらに、進化を遂げ・・・

2011年には、ワゴンRスティングレー(T)新世代エンジン(R06A型エンジン)を搭載することで、これまでよりも低燃費をも実現し、さらに満足感を得られるものとなった。
JC08モード・・26.8km/Lだ。

 

結果・・ターボエンジンで走りも充実感たっぷりといえるわけは、アクセルを踏んだ加速も軽快で、そのままの走りも持続できるもっとも喜びを満喫できるものだろう。
一方NAエンジンもありますが、ターボ車同様快適な走りを体感させてくれます。
それでは、何が違うのかを覗いてみましょう。

 

ターボ=エンジンの出力をあげるには、大量の燃料を燃やし、エネルギーに変えていくシステムでとても燃費が悪いので、敬遠されがちなのですが、NAでは出せない馬力もトルクも発揮することで、最高の走りはするものの、ある一定のエンジンの回転数に達するとそれ以上のパワーがだせなくなるデメリットもあることをご存知かと思いますが・・とにかく、どれだけのエンジンパワーが必要かってことですよね。
都会なんかに住んでいるとそこまで必要かな?車マニアとか走りやならともかく、いかがでしょうか・・乗り方次第です。

 

ちょっとブレイクタイム・・・

余談なのですが・・整備をしっかりやらないと・・・
2003年から登場している直噴ターボエンジン搭載車はエンジン内部に堆積した汚れが原因であったり、他の要因と重なりアイドリング不調(エンジン音がしたり、違和感のある振動やエンスト)を起こしやすくなりこともあります。

 

まとめてしまうと・・

ワゴンR・NAとターボ車の違いは、何といっても走りの醍醐味を存分に味わいたいのなら、迷わず、ワゴンR・ターボ車を乗ってみて欲しい・・
ハンドルを握った瞬間からグゥ〜ット身体に感じる爽快感、そしてパワフルな走りを楽しむことができる。
一方のワゴンR・NAならアクセルをユックリ踏んで、スピードよりもじっくり乗るような感じですが街中や普段のちょっとした乗り方なら何も問題ない走りかと思います。
そして、無駄な排気ガスをだして、空気を汚さないで済みますし、また燃費がいいというのも良く聞きますよね。
その通りです。
わかりますよね・・力一杯アクセルを踏んで加速するのではなく、ごく自然にアクセルを踏むだけですから・・
そもそも、軽自動車でどこまで力が出せるかを考えてみて下さい。
あんなちっちゃなエンジンにどれだけの負担を掛ければいいと思いますか?最近のエンジンでは、これまでの段階的な変化を遂げてきたので、NAでもターボでも性能はしっかりしているので、強いて考慮にいれるなら、燃費ぐらいだと思います・・となるとNAエンジンがあげられます。
それでも、力が欲しいならターボエンジン。

 

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